2014年度「がんばる中小企業・小規模事業者300社」に選定されました

吉原鉄道工業は、転てつ付属装置の開発・設計・製造における高い技術力、新幹線向けシェア100%における代替のきかない供給力、取引ネットワークの形成・雇用における地域経済への貢献により、経済産業省より「がんばる中小企業・小規模事業者300社*」に選定されました。この評価を真摯に受け止め、これからも「鉄の道」の安全と発展に邁進していきます。

評価のポイント
転てつ付属装置の開発、
製造および
国内での高いシェア

転てつ付属装置の開発、製造および国内での高いシェア

100年の業暦を持つ鉄道機械信号用品の専業メーカーとして、列車の線路を切り替える「ポイント」に使用される「転てつ付属装置」を開発・製造。新幹線の国内シェア100%、在来線向けでも東日本エリアの100%近くを供給している。2012年度、2014年度には開発製品の新たな機能・コンセプトが評価され、グッドデザイン賞を受賞。

評価のポイント
他社では代替のきかない
高い技術力

他社では代替のきかない高い技術力

鉄道車両の重量や振動に耐えるポイント周辺の部品には、鉄を繰り返し叩いて強度を増す「鍛造加工」が必要となり、ポイントの仕様に合わせて手作業で行うため、独自の技術力や特殊なポイントのデータを有する吉原鉄道工業ならではの付加価値の高い製品は、鉄道インフラの設置および日々の安全な運行に不可欠である。

評価のポイント
地域内で取引ネットワークを
形成し、雇用に貢献

地域内で取引ネットワークを形成し、雇用に貢献

特定被災地域である埼玉県久喜市に工場を持ち、地域内に多数の取引先(市内8社、県内87社)を有する。「将来にわたり鉄道インフラを守る」という使命のもと、今後も取引先との安定した取引を継続し、地域雇用の維持増加を図っていく方針である。東日本大震災発生後、東北新幹線をはじめとする被災地域の鉄道インフラの早期復興のため、迅速かつ優先的に製品供給を行い、国土交通大臣から感謝状を拝受。。

*「がんばる中小企業・小規模事業社300社」は経済産業省が、革新的な製品開発やサービスの創造、地域貢献・地域経済の活性化、海外での積極的な販路展開等による国際競争力強化等、模範となる取り組みを行って入る中小企業・小規模事業者を選定するものです。